ダイエット目的で走りだしたはずだったのに、気がつくとサブ3ランナーとしてガチのマラソンマンに変身!
メインはランニング&マラソンですが、時々「クールな嫁と明るい娘」に話が脱線(笑)
家族とマラソン、そして、酒とガンダムをこよなく愛する、男の日々をどうぞ!
プロフィール
HN:
RX-93
HP:
性別:
男性
自己紹介:
1972年生まれのアラフォー。
38歳の時、人間ドックでメタボを起因とする重度の高脂血症により死の宣告を受ける。
それでも大好きな酒がやめられず、飲みながらでも痩せらるよう、必死のダイエットに励みなんとか20kgの減量に成功。
その一環で始めたランニングは、既に趣味の域を脱し、遂にはフルマラソン出場まで果たす事に・・・。
(詳しくは、ホームページもご覧下さい)
フルマラソン
ベスト 2時間48分43秒
(2015年4月 長野)
ハーフマラソン
ベスト 1時間22分01秒
(2012年11月 諏訪湖)
100kmウルトラ
ベスト 9時間28分20秒
(2014年5月 野辺山)
38歳の時、人間ドックでメタボを起因とする重度の高脂血症により死の宣告を受ける。
それでも大好きな酒がやめられず、飲みながらでも痩せらるよう、必死のダイエットに励みなんとか20kgの減量に成功。
その一環で始めたランニングは、既に趣味の域を脱し、遂にはフルマラソン出場まで果たす事に・・・。
(詳しくは、ホームページもご覧下さい)
フルマラソン
ベスト 2時間48分43秒
(2015年4月 長野)
ハーフマラソン
ベスト 1時間22分01秒
(2012年11月 諏訪湖)
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野辺山100kmウルトラマラソンが終わり、ガチンコレースは一区切り。
夏場は、ハーフのレースに参加しますが、これはレース感を忘れないようにすることと、スピードトレーニングを同時に行うことだけを目的に参加しますので、結果は特に問いません。
そんなガチンコで走ったウルトラマラソンですが、今日はそのレース後について書き残しておこうと思います。
なぜかっていうと・・・
理由は簡単
そういう記事が他に本当に少なかったから。
実は、今回のレース後の私の体は本当にボロボロで、全てを振り絞った分、昨年のウルトラの後よりも疲労も筋肉の損傷も大きい感じがしています。
そんな中、他のウルトラランナーの皆さんがどんなケアをしたり、どういう状況になっていたりするのか本当に興味がありました。
しかし、ウルトラ関連のブログ記事等を拝見しても、レース本編は熱く書かれたものが多いのに、レース後の記事は本当に少なく、参考になるものをたくさん見つけることができませんでした。
そんなわけで、自分自身の為、そしてその他のウルトラランナーの為、更にはこれからウルトラを走ろうとしている人の為にも情報提供です!←自分以外に役に立つのか?(笑)
それでは、そんな私の場合について綴ってみましょう。
まずはDATAから
出走レース 第20回星の郷野辺山高原100kmウルトラマラソン
出走日 2014年5月18日
記録 9時間28分20秒
キャリア ウルトラマラソン2回目(2年連続2回目)
トレーニング状況 週6日 月間400km前後
レース直後の状況
・両足小指に血豆
・右足首関節痛
・両脚太ももの筋肉痛(まともに歩けない)
・両脚ふくらはぎの筋肉痛
・軽い吐き気
(・レース中には血尿2回)
その後、
40分ほど会場内で休憩ののち、自家用車を運転して帰宅(約2時間)
帰宅後の心と体のケア
・ブログ更新(笑)
・発泡酒(350ml缶)2本
・焼酎水割り(割り方は1:1)6杯程
・つまみはマグロ・ブリ等の刺身や豆腐などを中心とした胃に優しそうなもの
・9時頃就寝
レース翌日
・前夜の晩酌が軽めだったおかげで、通常通り5時に起床
・極度の脚の筋肉痛で、ベットから降りるのに要介助←でも、一人で降りた
・2Fから1Fに降りる階段は、手すりなしでは不可
・でも脚の血流を上げて早期回復を図るべく2kmをウォーキング
・レース前日の体重61.3kg 体脂肪率9.2%が、59.6kg 5.3%に減少(←間違いなく一過性のものw)
・なんとか会社に出勤するも、歩く姿はロボットのよう
・夜は、疲労回復の為、レース当日と同じくらいの晩酌
・その後30分ほど湯船につかり、お湯で疲労とアルコールを飛ばす
レース2日後
・通常通り朝5時起床
・かなり回復したような錯覚もあったが、走れる気配はゼロ
・しかたなく、朝からリビングで40分間マグネットバイクを漕ぐ
・足の筋肉痛が収まらず、歩きがおかしい
・出勤後、昼休みは30分程ウォーキング(2.5km程)
・夜は、うっかり(?)ウィスキーミニボトル1本と焼酎3杯ほど頂く
3日目
・この日も当然朝5時起床
・相変わらず脚の筋肉痛はあるが、だいぶましに
・外をみると、
・雨・・・(←写真に写りませんが、大雨ですw)
・無理に走る必要性を感じない
・でも、
・レインスーツ着てみた(笑)
・とりあえず、走ってみた
・自分の足と思えないほど、うまく動かせない
・着地の度に、太ももに痛みが走る
・最初の1kmに7分34秒もかかる
・数キロで痛みがなくなることを期待するも状況は変わらず
・5キロまではキロ7分台のラン
・6kmで右の太ももの痛みが緩和
・でも左足の痛みは一向に取れない
・キロ6分後半でも全力走(笑)
・結局10.16km走って1時間11分10秒もかかった
ラン後の感想
・太もも前面の大腿四頭筋の痛みは8割解消
・しかし、太もも裏側のハムストリングは、依然痛む
・脚全体の筋疲労の回復度合いは50%ぐらい
・歩くとに多少痛みは残るが、だいぶましに
一応こんな感じです。
ちなみに昨年は、ウルトラの後3日間休足日で、4日目の木曜に10kmジョグをしました。但し、昨年は3日間休んだおかげで、4日目の走りは10キロを53分ほどで走れており、休足明けのランペーストしては今年より速かったです。
結局、リカバリーに要する時間や状態に大きな差はないように感じています。
最後に反省点(←でも、改善は出来ないと思いますがww)
・ウルトラを走り、内臓もダメージを受けているのに、当日酒を飲んだこと
・「どうせ火曜日も走らないんでしょ」といって月曜も晩酌
・「去年は水曜日も走らなかったから」と、火曜も晩酌
まあ、普通の人は疲労感で酒なんて飲まないんでしょうけど、私の場合これだけ飲めるってことは、まだまだレースは追い込めたってことなんでしょうかね~?
と、ここまで書いてみましたが、参考になるものはあんまりなさそう(笑)
せいぜいが、ウルトラも2回目になれば、休足2日で軽いジョグくらいはできるようになるってことと、脚に過度な負担にならない程度に脚を動かした方が回復が早くなる・・・ってことぐらいでしょうかね~
本日のラン 上の記事の通り

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さて、本日は第20回記念大会となった、「星の郷 野辺山高原100kmウルトラマラソン」の当日の様子を送りします。
100kmウルトラだけに、記事の長さもウルトラ級(笑)
それでは、どーぞ<(_ _)>
2014年5月18日 日曜 午前1時
起床・・・
これでも、車中泊のおかげでギリギリまで眠れた方です。
この時間の野辺山は氷点下・・・・
寒くて目が覚めました(笑)
直ぐに暖房を入れ、車を走らせてコンビニで朝食購入後、大会指定駐車場へ向かいます。
駐車場到着後すぐに朝食。
車内は暖房で暖まり、深夜の朝食(おにぎり3個にパン、そして大福)を食べると、急に睡魔が・・・・・
午前2時15分
再就寝(笑)
午前3時半
再起床
車内でレースウェアに着替え、臨戦態勢。ジャージを羽織って会場に向かいます。
大会会場では既に、
超長距離走の魔力に取りつかれたランナーでひしめいています。
しばらくした後、アップウェアを脱ぎ、手荷物を預けます。
その後は、レース中に受け渡しをする荷物を外で預けることになります。
これは、100kmもの長丁場を一人で走るにはサポートグッズが必要ということで、中身はレース中に濡れたウェアの着替えだったり、シューズだったり、体のケアグッズだったりと用途は人それぞれです。
設置ポイントは、42km・59km・87kmの地点から2か所選択。
私は、ランシャツとシューズだけを入れて、59kmと87kmのポイントに設置しました。
でも、使うことは想定しておらず、一応「念のため」ってだけですけどね。
全ての準備が整い、4時半にはスタートゲートに並びます。
ここに来れば当然、
近くにいた人に写真を撮ってもらいますww
ちなみに後で知ったんですが、朝5時の野辺山の気温は、氷点下0.8度しかありませんでした。(←どーりで、この薄着は寒いと思ったw)
さあ、レーススタートまでもうわずか・・・
ドキドキしてきますね~。
それにしても周りを見ると変な人もいっぱい(笑)
もしも~し、おしり出てますよ~w
そして・・・
Σ(゚д゚) エッ!? 裸足で100km!? ←一応山道もあるので、サンダルは持って走るそうですが、それでもサンダル???
・・・そうこうしていると、スタート直前になり、大会運営者の
坂本さん登場!
この人は、みなさんご存知「24時間テレビ」のチャリティーランナーのサポートランナーさんと言えば、お分かりだと思います。
そして、今回は
20回記念大会ですから、スターターにゲストを呼んでおりまして
ミキティ―です。←筋肉芸人の嫁じゃない方w
みなさん一斉に写真を撮りまくりますから、係員から「写真はご遠慮下さ~い」って言われますが、「時すでに遅し」って感じですw
さあ、ミキティ―でひとしきり盛り上がった後、いよいよスタートです。
今回の100kmは、どんなドラマが待っているんでしょうか?
スタート直後
前方集団が、軽快にすっ飛ばしていくので、ついついそれにつられて飛び出していきます。
4分前半のペースで走りだし、またもや自分を見失っています。
だって、考えてみましょう。
そもそもこの先頭集団の大半は、
42kmの部
の人たち。これについていっちゃ~つぶれますよ~ ←でも、このときはそんなこと知る由もなかったが、あとでよくわかることに。
そんなこんなで快調にすっ飛ばしつつも、
JR最高地点を撮ったりしながら、フルマラソンとは違う楽しみも満喫しながら走ります。
さあ、そうこうしているとこの大会の第1の山場。
八ヶ岳 横岳中腹に向かう林道トレイルです。
ここは、普通のマラソンではありえない林道トレイルが楽しめますが、足場の悪い道の上に、山を登って下るという変態コース。
気温も低い山道なので、5月だというのに
雪もところどころに残ってます。
野辺山は、日本屈指のタフな100kmマラソンで「野辺山を制する者は、ウルトラを制す」という格言があるくらい、きついコース。
昨年は苦手な登りに苦しめられ、サブ10(10時間未満のゴール)を逃しましたが、今回は坂道トレーニングも積極的になったおかげで、昨年より軽快に山を登っていけます。
どんどん山を登っていくとついに・・・
コース最高地点に到着。
標高1908m・・・・さ・・・酸素が薄い(←気のせいw)
ここから多少上り下りをした後は、
山道を一気に急降下!←写真では勾配が伝わりにくいwww
ここが100kmマラソンの山道だということを忘れ、
キロ3分台で駆け下ります(笑)
これが、後半の足に影響が出なければいいのですが・・・
さて、そうはいっても登りは5分後半~6分台、下りは3分後半で、平均的には4分後半で走ってますから、ペース的にはさほどきつくなく、「楽しい!」って感じるランニング。
ついつい笑顔もこぼれてしまいます。
さて、今回レースを望むにあたって、決めた約束事が3つあります。
①サブ10(10時間未満のゴール)
②全コース走りきる(歩かない)
③すべてのエイドに立ち寄り、笑顔でお礼と感謝を伝える
ということ。
ですので、エイドのあるラップタイムが悪いのはしょーが無いことですね。
で、いよいよ35km地点のお待ちかね
名物「お汁粉エイド」です。
汗だくで走った後に食べるわけですから、本当に「激ウマ」。こればっかりは、やってみないとわからないうまさです。
さ、お汁粉も食べたし元気よく再出発しましょう(^O^)/
お汁粉の後は、急坂の峠道。
さっき食べたお汁粉が、すでに消費されてしまったことでしょう(笑)
さて、100kmもの長丁場になると、いくつかポイントを想定して走っています。
私の場合は、第1ポイントは、さっきの峠で、第2ポイントは42kmのフルマラソンの通過地点。
ここを3時間45分前後で抜けるつもりでした。
・・・が、
今回ここの通過時間は
3時間22分!?
100kmマラソンなのに?エイドでお汁粉食べたりしてたのに?フルマラソン通過で、
サブ3.5達成!?
・・・・・やばい、速すぎる
そうなんです、この次のエイドに寄った時に驚愕の事実を知らされました。
(エイドのおじさん)
「いい走りだね~、ベスト10に入ってるから頑張って!」
・・・・・・・・・(´・ω`・)エッ?
10位以内???
それもそのはず、今まで先頭にいた人の大半は42kmのショート組(←42kmを「ショート」って呼んじゃうのもすごいw)
ですので、その人たちが42kmでゴールしちゃった後は71kmの部の人と100kmの部の人だけになり、前にいるのはごくわずかの人しかいないというわけです。
そんなエリートランナーに紛れて走っていた私。
どこまで持つんでしょう???
ちなみに、この快走(怪走?)に時計がビビったのか、こんな大事な時にGPSの電波エラー。
43km通過から異常が発生して、頻繁に1kmのラップタイムを刻み始め45km地点ですでに時計は61km通過を告知。
・・・・・だめだこりゃ
ここでやむなくGPSをOFF
ここからは、距離がわからないまま、ただスタートからの経過時間だけを刻むだけの時計になってしまいました。
ちなみにここまで計測できた結果がこちら
そんなこんなで、思わぬハプニングから路上の距離表示を目安に走ることになりましたが、あっという間に50km地点に到着。
ようやくレースの半分地点に到着し、タイムは驚きの3時間58分でたどり着いてしまいました。
ここで注目は名物エイドの「そば」。
到着するや否やおばちゃんに、「そば下さい!」って大声で頼むと、
大歓声! Σ(゚◇゚;)マジデッ!?
理由は簡単、「そば注文、第1号」だったからだそうです。
そりゃそうですよね、ベスト10組は、1分1秒を争う、シリアスレーサー。そばなんて頼んで食ってるはずがありません。
店のおばちゃんも、「みんな急いで飲み物飲んだら、ガーって行っちゃうんだもん。お蕎麦おいしいのに、食べてってくんないのよ」って言うもんだから、「おいしいんだから、食べてけばいいのにね」って私も同意し、
その「おいしい」お蕎麦を堪能 (゚д゚)ウマー
これ、ほんっとにおいしい!
考えてもみましょう、朝は寒かったものの、日中の気温は20度ほど。そんな中を50kmも走ってきてから食べる蕎麦のうまさを。
汁だって塩分補給ですから、全て飲み干し完食!
お礼を言って、再出発です。
さて、距離的には折り返しですが、ここからはエグイ登りが盛りだくさん。
私にとっての第3ポイントである59km北相木村役場に向かう登り坂がやってきます。
思い返せば去年はここで歩きました。
50km以上走ってきての上り坂で、脚がギブアップ。1/3くらいは歩いて登った道のりでした。
でも、今年の目標は、「完歩」ではなく「完走」。
ランナーですから、しんどくなって立ち止まることはあっても「決して歩かない」。これを目標に臨んでいるわけですから、どんなに遅くても走って坂を上っていきます。
「去年の自分を超える!」
こうつぶやきながら、坂道を駆け上がっていきました。
59km・・・北相木村役場到着。
やりました!
走り切りました~!
去年の自分を超えたことにうれしくって、疲れも一瞬吹き飛びます。
ここで、一つ目の預けた荷物を受け取りますが、予定通りそのまま返却。
水分をしっかり補給して、再スタートします。
それにしても、きついコースですね~
前半飛ばしたツケが一気に噴出します。
時計が異常をきたして1kmごとの正確なラップはわかりませんが、おそらく登りはキロ7分ぐらいかけて走っている感じがします。
脚の痛みも出始め、太ももは筋肉の切れたような痛みがあり、ようやく100kmマラソンをやっている過酷さが牙をむいてきました。
調子の悪かった左足のふくらはぎは、何度も何度も攣りはじめ、時々止まってはストレッチで脚を延ばしていきます。
それでも「絶対に歩かない」という信念だけは忘れずに、前に向かって走り続けます。
74kmエイド
なんだか痛みを伴う尿意があり、トイレに入ると
やっぱり血尿・・・・・
ハイペースランの影響でしょうか、たっぷりの血液が出てしまいました。
血尿自体はそんなに驚くことではありませんでしたが、マラソン中なので貧血のほうが心配で、コンディション低下が起きないことを祈りつつ前に進みます。
しかし・・・・・
そんな厳しい状況の中ついにやってきた
馬越峠。
ここは、後半最大級の難所で第4のポイント。
76km地点から3km程急坂を登って行く峠です。
昨年はここのほとんどを歩きました。
一番遅いラップは、1kmに12分も要し、苦い思いをした場所です。
「この疲れた脚で本当に上り切れるか?」
弱気の虫が顔をのぞかせますが「初志貫徹」、「去年の自分に克つ」という思いで坂を上ります。
しかし、後半の坂道は本当にきつい。
さらに、血尿の影響でしょうか、とにかく呼吸がきつく、200mも進むと足が止まり、荒い息で脚も動きません。
「歩こうか?」
本気で何度も思いました。
「ブログには、「走った」ことにすればいいじゃん」
そんな思いすらよぎりました。
でも、嘘をついても現実は変わらないし、何よりまた悔しい思いをする。
「去年の悔しさを思い出せ!」
「ここで歩いたら、これまでの努力が水の泡になる!」
そう思って、止まっては走り、又止まっては走りを繰りを返しつつも、何とかすべての坂道を走りきることが出来ました。
馬越峠頂上
「登り切ったぞ~!」
第一声は、これでした。本当にやり切った充実感がありました。
しかしその代償は大きく、脚は本当にボロボロになってしまいました。
それを痛感するのが、この後の峠の下り坂。
去年は、歩いて坂を上ったおかげで、下り坂は快調に飛ばして駆け下りていくことが出来ましたが、今年は下りもきつい。
着地の衝撃を脚が吸収しきれなくなり、下り坂なのに2,3度立ち止まり、脚のストレッチを行います。
苦悶の表情になりますが、下り坂の途中にあるエイドでは笑顔と感謝を忘れません。
ありがたい給水(スポーツドリンクやコーラ)を頂き、チョコなどで糖質補給。
その間も、脚のストレッチを行って、少しでも固まった筋肉をほぐします。
痛みに足を引きずりながらようやく87km地点に到着。
経過時間は8時間丁度くらいでした。
残り13km。
いつもの朝ランが、12kmなので残りは朝ランと同じくらい。
これで気持ちが少しだけ楽になりました。
そして、サブ10も具体性を増してきました。
預けてあった二つ目の荷物を受け取りますが、やはり何も取らずにここでも返却。
そのかわりここでは、
うどんを頂きます!
このうどんは、しみわたりました。
本当にうまい。
生き返る!
ちなみに、あまりにうまそうに食べたので、エイドのおばちゃんが
「おいしそうに食べるね~、あんたの前に食べた人は死にそうな顔してたけど、あんたは元気だね~」って、
本当は、
僕も死にそうなんですが(笑)
さあ、英気も養ったことですからラスト13km、頑張りましょう!
・・・・・・
カラ元気が、そうそう持つわけありません。
脚の痛みは激しさを増し、内臓もやられてきたのか(そもそも食べ過ぎ?)、胃の痛みも出始め、いよいよ苛酷さもクライマックスに向かっていきます。
相変わらず、奇妙な尿意は続いていますが、これは「尿」意ではなく「血」意ですから、大切な血液を放出しないように必死で我慢しますが、90km地点で我慢できずにトイレへ。
想像通り、大量の血液が流れ出て、疲労感もより一層深まります。
きつくなるたびに、帽子の裏に書いてもらった娘の応援メッセージを眺めてみると
「ガンバレー」って書いてある。(←出発直前に書いてもらったから、殴り書きですけどねw)
・・・・・・頑張ろう
ここへきて、時計の故障はきつかった。
もう2kmは走ったかな?って思っても、実際は1kmしか進んでない。
これは、精神的に本当に堪えます。
それでも案内看板は、ラスト5kmを告げ、4kmを告げ、ついに・・・
ラスト1kmの文字。
ついにここまで来ました。
最後の直線を曲がると目の前にはゴールライン。
そして、ゴールをたたえるアナウンスの声。
「さあ、間もなくゴールするのは、ゼッケン番号〇〇のRX-93さんです。」
「今回の目標は、サブ10達成ということですが、見事余裕のサブ10達成です」
「笑顔でゴールに向かっていますが、ゴールはもっと最高の笑顔を見せてくれるでしょう」
・・・・・フィニッシュ
笑顔の約束を果たし、サブ10達成でゴールです。
ついに・・・・ついにやりました。
完走メダルと、完走証を手にし、会場内の体育館に入ると、靴を脱ぐのも一苦労。
イテテ・・・・
汚れた足ですが、100km持ちこたえてくれました。
両足の小指は血豆で2倍に腫れ上がり、ソックスを脱ぐのも一苦労。
ようやく解放された足を広げ、大の字になって寝ころび、高い天井を見上げると自然と涙が浮かびあがります。
やったぞ、
やりきったぞ!
全てを出し切りました。
本当に充実感と達成感でいっぱいになりました。
でも・・・
もう一歩も動けません。
預けた荷物も這って取りに行きました。
荷物を受け取り30分くらいリュックを枕にひっくり返ったまま感動の余韻に浸ります。
やったぜ・・・・
9時間28分20秒
これが今回のドラマの時間でした・・・・・

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いよいよやってまいりました。
本日は、第20回記念大会の 「星の郷 八ヶ岳 野辺山高原 100kmウルトラマラソン」 です。←タイトルが長いww
一発で書ききれませんので、今日は前日の出来事までをお送りいたします。(←ただ単に、まとめて書く能力がないだけですが・・・)
さて、この大会の会場は、自宅のある長野県内の大会ですから、車で2時間で着く場所にあります。
・・・・が、
駐車場の開場は、深夜2時
受付開始が、未明の朝3時という、信じがたい時間に行われる為、2時間で着く場所といっても、自宅を出るのは深夜0時ということになります。
しかし、2時の開門と同時に会場入りするのでは、ちょっと遅い。
・・・てことは、深夜11時頃に家を出ないと間に合わない?
すると、日曜日の起床時間は土曜日の10時????
訳が分かりません(笑)
そんなわけで、前日に会場入りして、深夜1時頃までゆっくり(?)眠れるように前泊です。
前泊となれば・・・
こうでしょう(笑)
またもや、車のリヤハッチをベットに改装。
さあ、野辺山に行ってきましょう!
今回は、せっかく前泊するのですから、前日受付もできるように午後2時頃に会場入りしました。
会場では、歓迎パーティーもやっており、
ちびっこダンサーズのダンスに、
野辺山ウルトラの20年の軌跡・・・
そして、
過去の完走メダルの展示などもしておりました。←一番左側のは、昨年モデルで私も持ってます!
すると・・・・
あっ!?
ここでも、横断幕の寄せ書きコーナーが!
しかし出遅れて、ほとんど書くスペースがない(泣)
・・・・・が、
わずかな隙間に書いてみた(笑)
さ、受付も会場も堪能したから、そろそろ夕飯にしましょう(^O^)/
・・・・夕飯
コンビニご飯・・・・←しかもほとんど売り切れで、選択肢がなかったww
そして、
ちょっと、おつまみww
と来ると、
ざんねーんw
ノンアルビール!←さすがにレース前は飲めない
でも・・・・
デザート付!←レース前だけに許されるご褒美ww
さ、食うもんも食ったし、寝ましょうかね~
もう、深夜(夕方)の5時ですから(笑)
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
こんな時間に寝れるか~(笑)
・・・・・・って、
寝れました(笑)
↑ いやー、大雑把なO型で、助かったww
では・・・
(つ∀-)オヤスミー・・・・・ZZzzz
さあ、いよいよ次回はレース本篇
どんなドラマが待ち受けているのでしょうか?
・・・・・100kmの戦い
やはり、壮絶なドラマが待ってます。
次回をこうご期待!←と、一応盛り上げとこうww

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いよいよ明後日は、野辺山高原100kmウルトラマラソンです。
第20回の記念大会ですから、昨年以上の盛り上がりは必須。
もう、気になって気になって、仕事も手につきません。
心はもう、野辺山の山の中にいます(笑)
さて、気になるお天気はというと?
d( ^ω゚ )バッチリ!!
でも、最低気温は1度ということですから、明け方のスタート5時ころがちょうどこの気温。
ランシャツだけでは肌寒い感じがしますので、ライトシェルジャケットの持参は、必須のようですね。
その他の持ち物は、どうしよう???
実際の荷造りは、明日ゆっくりとやるつもりですが、ざっくりと持ち物を想定してみると、まずは昨年何があればよかったかを考えてみます。
で、昨年レース中に一番きつかったのは何かというと、水分は何一つ持たずに走ったので、脱水症状がきつかったような気がします。
気温を一つとっても、スタート地点の野辺山のスタート時刻の気温は冬を思わせますが、日中の50km地点を走る小海町や北相木村などの当日の最高気温は、
20度を超える気温の中を走れば、当然汗だくになりますから、発汗と呼気による脱水は深刻な問題になってきます。
おそらく、給水より脱水のスピードの方が速いので、体全体が乾いた感じになってきます。
そんな中、給食でいただく「お汁粉」や「そば」などの汁と一緒に頂く給食は、水分とともに栄養も補給できますから体にしみわたりますが、その他のエイドに置いてある「チョコ」などは、水分が無いので口に入れても「パサパサ」で、味も甘みも感じなかったことを記憶しています。
そんなわけで、今回はレースで使うランニングベストに、給水用の「ハイドレーション」を持参するかどうかが悩みどころ?
でも、私のランニングベストは、1.5リットルのハイドレしか搭載できない小さなバックパックしかなく、はどれを背負ったら、あとはバックパックに搭載できるものがなくなってしまいます。
うーん、どうしよう?
ランニングポーチも装着して、ペットボトルをこっちに突き刺して走るか???
・・・でも、ベストにポーチもなんて、かさばって走りにくそう。
そんな中、久しぶりに大会ホームページを開いてみたら、
!?
・・・・・・えっ?
これが、参加賞!?
5リットルの容量のあるバックパックにペットボトルも搭載可能なバック。
しかも大会側は、「大会当日は、ぜひこちらをお使いください」と、推奨してる。
ほほー、さすがは記念大会。いいものをくれますね~
(だてに、今年から大会参加費3千円UPし、1万8千円も取ってるわけじゃないですね~ww)
それにしても、当日の装備品が現地調達できるとは思わなかったwww
・・・・とはいえ、
一度も使ったことのないバックを背負って、いきなり100kmは無謀かな?(笑)
本日のラン 12.28km 59分46秒

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これまでの人生で、様々な依存症にかかってきた私。
思い起こせば、大学時代は朝から晩までゲーム漬けの「ゲーム依存症」、社会人になるとパチスロに競馬とギャンブルにはまった「ギャンブル依存症」や1日2箱~3箱も吸い続けた「ニコチン依存症」。
そして、現在まだ疾患中なのが「アルコール依存症」です(笑)
で、そんな依存症に深く関与している脳内麻薬について書かれている
ずばり「脳内麻薬」という本を読んでみました。
この本によると、私たちの脳が快感を感じる直接の源となっている快楽物質は、「ドーパミン」という物質で、これが過剰分泌されると脳は過剰な興奮を生じてしまうそうです。
しかし普通は、興奮しすぎた脳を収めるために、抑制物質の「セロトニン」などが、興奮を鎮め、脳内のバランスを取っているんですが、このバランスが崩れると、興奮を起こす行動が止められなくなり、依存症になるということなんだそうです。
なので、一つ依存症状がある人は、バランスが崩れやすい傾向にあり、その他の依存症にもなりやすい傾向があるそうなんです。
まさにこれは、私のことを言ってるんでしょうねwww
で、そんな依存症体質の私が、現在アルコール以上に依存しているのが、「ランニング依存症」です。
ランニングに依存症?って思うかもしれませんが、全然あるそうです。
どうゆうこと?っていうと、
「ランニング・ハイ」
って聞いたことがあると思いますし、ランナーは経験がある人も多いと思います。
で、ランニング・ハイと依存症の関係は?っていうと
まずは、このランニング・ハイの起きるメカニズムから考えてみましょう。
まずランニング・ハイが起きるために必要な条件はというと、ランニング時間としては30分以上。距離としては5千~1万メートル。そして何より大事なのは「限界に近いペースで走る」ということがあるそうです。
で、これは身体的には、かなり苦痛を伴う作業。
すると脳は、この苦痛を和らげるために「βエンドルフィン」という脳内麻薬を分泌します。
これは、モルヒネの6.5倍もの作用をもたらす鎮痛剤で、これが脳内に大量に分泌されると快感を伴い、これを何度も繰り返すと中毒になるそうです。
これが、ランニング中毒と呼ばれる症状で、これに疾患すると、体調が悪くても毎日毎日憑りつかれたように走り続けてしまうそうです。
まさに「ランニング・ジャンキー」
そして、なにより私は完全にその中毒患者になっています(笑)
だって、走らないでいると、禁断症状がでて、手じゃなく
足が震えます(笑)
依存症の怖いのは、その「感度」がどんどん鈍っていくということ。
アルコールなら、より強い酒や飲む頻度が増えていったりするように、ランニングも頻度や距離がどんどん伸びていく。
・・・・・そうか
だから、ウルトラマラソンのような変態な距離のレースが人気になっていくんですね(笑)
・・・・・・・そういえば俺も
週末は野辺山100kmだ(笑)
本日のラン 12.35km 1時間04分24秒

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