ダイエット目的で走りだしたはずだったのに、気がつくとサブ3ランナーとしてガチのマラソンマンに変身!
メインはランニング&マラソンですが、時々「クールな嫁と明るい娘」に話が脱線(笑)
家族とマラソン、そして、酒とガンダムをこよなく愛する、男の日々をどうぞ!
プロフィール
HN:
RX-93
HP:
性別:
男性
自己紹介:
1972年生まれのアラフォー。
38歳の時、人間ドックでメタボを起因とする重度の高脂血症により死の宣告を受ける。
それでも大好きな酒がやめられず、飲みながらでも痩せらるよう、必死のダイエットに励みなんとか20kgの減量に成功。
その一環で始めたランニングは、既に趣味の域を脱し、遂にはフルマラソン出場まで果たす事に・・・。
(詳しくは、ホームページもご覧下さい)
フルマラソン
ベスト 2時間48分43秒
(2015年4月 長野)
ハーフマラソン
ベスト 1時間22分01秒
(2012年11月 諏訪湖)
100kmウルトラ
ベスト 9時間28分20秒
(2014年5月 野辺山)
38歳の時、人間ドックでメタボを起因とする重度の高脂血症により死の宣告を受ける。
それでも大好きな酒がやめられず、飲みながらでも痩せらるよう、必死のダイエットに励みなんとか20kgの減量に成功。
その一環で始めたランニングは、既に趣味の域を脱し、遂にはフルマラソン出場まで果たす事に・・・。
(詳しくは、ホームページもご覧下さい)
フルマラソン
ベスト 2時間48分43秒
(2015年4月 長野)
ハーフマラソン
ベスト 1時間22分01秒
(2012年11月 諏訪湖)
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11月11日(土)
この日は、土曜出勤日でしたので、ランはいつもの朝ラン10km。
なので、
特にトピックスもなく、割愛しますw
・・・・・・・・・・・
11月12日(日)
快晴! 強風!
ですが、
30km走に行ってきました!
で、
走り出すと2kmほど行ったところで、1台の車が通過。
(車)間もなく、1位の選手が通過いたします。ご声援をお願いいたします。
とのこと。
(´・ω`・)エッ?
なになに?
慌てて立ち止まって、スマホを準備・・・
して、
数分後・・・
ランナー登場!
どうやら、市民駅伝大会が行われていたようでした。
ちなみに同日行われた「東日本女子駅伝」(←長野は惜しくも2年連続優勝を逃したものの、第2位と健闘)のような大規模大会ではないので、走路は歩道のみのようですねw
さて、
このランを見たことで、私の中年の心にも僅かばかりの灯がともり、秋の信濃路を爆走していくのでした。(←というほど速くはないw)
それでも、30kmを完走し、
結果は・・・・
こんな感じでした。
詳細はというと・・・・
頑張りポイントは、3km・6km・7kmだけですねw
特に後半は、完全に玉砕していますww
が、
いいんです。
先ずは、30kmの距離に慣れることが大事ですので、これを繰り返していくことで、後半も粘れる脚に戻していきましょう。
・・・・・・・・・・・・
さて、
走った後は、注文しておいた両親の車のスタッドレスタイヤの組み換えが完了したという事で、ショップへ取りに行きました。
で、
タイヤは今夜だけ我が家で預かっていて、明日両親に引き渡す関係上、
玄関が大変なことにw(←ほんと、邪魔くさいww)
・・・・・・・・
さて、
次の日曜日には「雪」の予報も出ている我が地域。
なので、
大慌てで、スタッドレスタイヤに自宅の車も交換です。
嫁さんの車は、軽自動車なのでチャチャっと交換し、次は自分の車・・・
と、思ったら・・・・
ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!
ジャッキが合わない~!
そう、
今年車を買い替えたら(←でも、中古w)、エアロパーツが山ほどついた車だったので、自宅にある3つのジャッキのどれもこの車に合いませんでした。
・・・・・・どうしよう
どうしよう・・・・・・
どうしようね~
・・・・・・
で、
以前勤めていた勤務地に行きました。
そう、4年前まで勤めていた職場には、車を上げるリフトがあるので、ここで作業しました!(←一応私は、タイヤに関する資格は持ってますよ)
ε-(´∀`*)ホッ
良かった~
自動車関係を中心としたグループ会社の社員で・・・
・・・・・・・・・・・・
ということで、
自分の車のタイヤ交換が済んだら、もう夕方5時・・・
い・・・急がないと~!!
酒が、俺を待っている~www
で、
11月12日 PM6時・・・
ブログを書きながら、泥酔一歩手前です(爆)
本日のラン 上の通りです。
疲れすぎて、酔いが回る~w
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毎週水曜日は、ブログ更新の日!
みたいな感じになっていますが、今日は特にランニングネタでお届けできるものがありません。
ちなみに水曜日はポイント練習日でもあるんですが、フルマラソン明けで流石に極度の疲労感なので、怪我の予防の為にも、今日はスピードトレは控えました。
ので、
今日は、もう一つの趣味の方のお話です。
これは、結果的に今日、走りながら頭に浮かんだ、独り言のようなお話ですので、スルーしていただいて結構です。(←むしろ、その方がいいのかも?)
・・・・・・・・・・・・・・
さて、
最近読んだ本の中で、ぶっちぎりで面白かったのが、
「ヒトはなぜ死ぬのか ~死の遺伝子の謎~」(田沼靖一(著):幻冬舎新書)
です。
ざっくり内容はというと・・・
先ずは、細胞レベルの話ですが、細胞には大きく分けて二つの「死」があります。
ひとつが、「ネクローシス」と呼ばれるもので、打撲や裂傷、火傷など外部の刺激により起こる事故死です。ざっくりいえば「怪我で細胞が死滅すること」ですね。
もうひとつは、「アポトーシス」と呼ばれるもので、いわば細胞の自殺。自殺と言っても勝手に死ぬのではなくて、老化して働けなくなった細胞や、活性酵素、発がん性物質などによって、異常をきたした細胞が自死装置を発動するものです。ざっくりいえば、「新陳代謝などに代表される、細胞の生まれ変わりの為に必要な死の事」ですね。
この辺は、中学(だったかな?)の理科で習った話のおさらいです。
で、アポトーシスは、再生系細胞に組み込まれているものですが、再生回数は無限ではなく、有限となっています。
これはどういうことかというと、DNAに書き込まれている遺伝情報(A・G・C・Tの塩基配列)の末端部分に、「TTAGGG」という6文字の配列が、1000個~2000個並んでいて(この部分をテロメアという)いるんですが、細胞分裂が行われるたびに「TTAGGG」の文字列が20個分くらいづつ短くなっていきます。テロメアは、DNAの二重らせん構造を安定させる役割もあるので、短くなりすぎると安定性を保てなくなり、そこからは分裂ができなくなるので限界があるということです。
つまり、アポトーシスには前述の通り回数制限があるので、「命の回数券」のような存在になります。
一方で、人間の細胞はすべて再生系細胞ではありません。脳神経細胞や心筋細胞などは「非再生系細胞」と呼ばれ、この細胞の死は、直接個体の死につながっていきます。ちなみに、この細胞死の事を「アポビオーシス」と呼びます。
非再生系細胞の寿命はおよそ120年といわれており、アポビオーシスは「命の定期券」とも言えます。
ちなみに、アポトーシスとアポビオーシスのどちらが人の死を決めるか分かりませんが、お酒の飲み過ぎなどで肝臓の細胞の回数券を早く使い果たしたり、ストレスや生活要因などにより、命の定期券が早く切れれば、個体は最大寿命まで生きられないということになります。
さて、
ヒトの寿命は様々ですが、アポトーシスとアポビオーシスという「死」が二重に組み込まれていることで、個体は確実に死を迎えることができます。
ではなぜ、個体は死を迎えなければならないのでしょうか?
それは、
突然変異によって好ましい個体が生まれたとき、古い個体が残っていると、せっかくの好ましい個体が、元の古い個体の遺伝子と合体し、薄まってしまう可能性がある。つまり、種の進化を推し進めるためには、死によって古い個体を消去していくのが優れた戦略だったと考えられるということです。
・・・・・・・・
さて、今日の本題ですが
本の内容は、ざっくりこんな感じでしたが、今朝10kmを小1時間ほどかけて走りながら頭に思い浮かんだことはというと・・・
細胞という「ミクロな世界の死」が、「個体の死」に結び付き、「個体の死により種の生命が連続していく」ってことなんだよな~
でも、大きな時間の流れの中で、「種」も生まれては、滅んでいる。
これって、地球上の生命全体を維持するうえで、種の絶滅(種の死)も必要なことなのかな~
更に、「地球」も宇宙の中で生まれたんだよな~
そして地球を含む惑星は、「超巨大な時間軸」の中で、いつか消滅する存在なんだよな~
ってことは、惑星も宇宙を安定させるうえで、死がプログラムされてたりして・・・
更にさらに、
宇宙もどうやって生まれたかは解明されてないけど、なんらかの形で生まれ、そしてビッグバンによって急速に膨張し、今も広がり続けているけど、ある臨界点を迎えると、急速に収縮して宇宙も消失する(つまりは死?)と、言われている・・・
ってことは、
宇宙の外側を安定させるために、宇宙にも死のプログラムが組み込まれてるのかな~
ってか、
宇宙の外側って何だ?
・・・・・
(´ε`;)ウーン…
わからんちんw
おバカさんなので、無限に広がる広がりの中で、すべてを想像することなんてできるわけもないですよね。
で、とりあえずの・・・
(結論)
1.無限の世界を管轄しているのは、物質ではなく「神様」ということにしておけば、ひとまずまとまる。だから、神の存在は必要?
2.無限のループは、起点も終点もない連続した存在なので、宇宙の消失は宇宙の誕生につながり、今という時間も何度もループし続けたただの1点にすぎないということ?
・・・・・・???
実はこれ、
ジョグの時にちょいちょい考えが頭を巡ったことなんですが、今朝もこのことを考えていて、「とりあえず、ブログに書き込めば、考えが整理されるかも?」って思って、書いてみた次第なんです。
が、
やはり、
うまくまとまりませんね~www
ちなみに、
万一、ここまで読んじゃった方がいたとすると、冒頭の通り「スルーすればよかった」と、反省されているところではないのでしょうかw
だから言ったでしょう・・・
スルーすればいいってwwwwww(←ってか、草生えすぎ~www)
本日のラン 10.29km 56分28秒
「宇宙に死のプログラム」って飛躍しすぎですかw
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11月3日のぐんまマラソンの惨敗については、結果を結果として受け止めたうえで、次に向かう為には、行動を起こすしかありません。
11月4日(土)
この日は、出勤日だったため、疲労抜きの為に朝ランもパスして休足日にしました。
会社では、お客様向けのイベントがあり、その応援に向かい、終日顧客対応に追われました。
が、
おかげで、いつものデスクワークではなく、歩き回ることが多かったおかげで、下手に座りっぱなしよりは、脚にはちょうどいい休憩が入れられたように感じています。
・・・・・・・
11月5日(日)
休日
快晴
さわやかな気温
と3拍子揃った日なので、もちろん走りに行ってきました。
フルマラソン明けなので、ふくらはぎや太ももは筋肉痛になっていますが、軽く流した方が心にも体にもきっといいはずなので、汗冷えにならないようにウィンドジャケットを羽織って出発しました。
・・・・・・
6km通過
国道の交差点で、足踏みをしながら青信号を待っていると農作業帰りのおじいさんと、おばあさんに遭遇。
すると、
(農)いや~、鍛えてるだけあって脚も太いね~ 特にふくらはぎなんて・・・
(私)いや~、実は長距離走には、立派過ぎるふくらはぎは、あまり褒められたもんじゃないんですよ~
(農)そうなんだ~
と、
ランナーらしからぬ、立派な「大根足」を意図せず褒められて、気恥ずかしい信号待ちとなるのでしたw
信号が変わると、軽く挨拶をして、その場を走り去っていきました。
・・・・・・
15km通過
この日は、天気はいいものの、非常に風の強い日で、ここからは強い向かい風で、走っても前に進んでいかない感じがしていました。
さらに、登りで向かい風となると、脚も止まりそうになりますが、「ぐんま」の反省は、「とにかく長い時間動き続けることに、脚をなれさせること」なので、とにかくゆっくりでも動き続けていくようにしていきました。
・・・・・・
21km通過
ハーフを1時間44分ほどで通過し、ここでのどの渇きがピークだったので、自販機休憩を取りました。
ここでも、足を長く休めてはいけないので、ウエストポーチから小銭をだし、すぐに商品を選び、280mlの缶入り飲料を一気飲み!
して、
すぐにランを再開しました。
流石にこのあたりからは、脚も重くなり、キロ5分20秒ほどのジョグペース。
それでも、
何とか、
フルマラソン明けの翌々日ですが、
30km走を完走できました。
・・・・・・
さて、
野村克也さんが、楽天の監督時代に言った言葉で、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
といったことを覚えている方も多いかと思います。
ちなみにこれは、野村克也さんの創作ではなく、江戸時代の大名で、且つ剣豪でもあった「松浦静山」の剣術書に書かれていた言葉です。
言葉の意味は、読んで字の如しで、「勝ちには運や偶然によるものもあるけど、負けには必ず明確な理由がある」というものですね。
ちなみにそれを踏まえて、今回のぐんまの「負けの理由」を、自分なりに解釈すると、
①30kmのペースランニングの絶対的な練習不足
②夏場の暑さを言い訳にした、歩き癖の定着
③ウェイトコントロールの失敗(体重の3kg増加)
があると理解しています。
ので、
①と②については、今からトレーニングで改善して行きたいと思っています。
現に、今回の30km走も、その反省に即して実施しています。
③については、トレーニング期間中は、やや重い方がいいという声も聴きますので、年明けぐらいから徐々に絞っていきたいと思っています。
・・・・・・・・
さて、
この日のトレーニングも終わり、自宅の掃除をしたり、布団を干したり、(親父臭のするw)枕とシーツを洗ったりと、自分の時間を満喫していると、嫁と娘が着替えてお出かけしてしまいました。
すると、
一人残された私・・・
誰も相手をしてくれず、寂しい・・・
これがうわさに聞く、
「思春期の娘を持つ、父親の悲哀」
何でしょうか・・・?
ちなみに無人の部屋で、一人寂しく飲んでいるのも悲しいので、
文鳥に餌を上げながら、鳥に話しかけます・・・
「美味しいかい?」
・・・・・
もう、
独居老人のような悲哀感ですねwww
本日のラン 月曜 休足日
鳥しか相手にしてもらえませんww
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さて、
前回は、11月3日に行われた「ぐんまマラソン」の前篇をお送りしました。
本日は、その後篇をお送りいたします。
予想通りの超長文ですが、お付き合いください。
・・・・・・・・・・・
ハーフ(21.0975km)を通過したタイムが、1時間31分台で通過し、とりあえず想定のタイムで通過できたことで、安堵のため息を一つつきました。
脚も残っている
去年もこのレースは完走できた
前走の大町も完走できた
そう、
今日もできる
今日もできる・・・・
できるんだ・・・・・・・・・・・
・・・・・・
23km通過
徐々に脚が重くなってきました。
太ももが動かない
足のバネがない
そしてなにより、
足裏が痛い
・・・・・・・・・・
さて、
序盤から感じていたことではあるんですが、
この日は、変な気合を入れすぎたせいか、シューズを強く締めすぎてしまい、タイトな締め付け感で、足裏に影響が出て、着地のたびに痛くて痛くてたまりませんでした。
・・・・・・
どんどん落ちていくペース。
でも、止まれない。
今日も42kmをしっかり走り切るんだ。
タイムじゃないので、ゆっくり走って、とにかくリズムを取り戻すことに必死でした。
でも、
感覚的にはレースではなく、ジョグで走っているかのようでした。
・・・・・・・・
28km通過
遂に、
脚が止まり、縁石に座り込むと、シューズの靴ひもを解き、今度はルーズに締め直しました。
これは、足裏の痛みと、脚筋疲労の限界から、とりあえず足裏の痛みだけでも開放することで、14km先に待つゴールへたどり着こうと思っての行動でした。
・・・・・・・
再び走り始めると・・・
ルーズに締めたシューズのおかげで、何とか足裏の痛みからは解放されました。
が、
降り注ぐ季節外れの強い日差しで、体力は完全に奪われ、呼吸筋すら機能しなくなってしまいました。
息苦しい・・・
息苦しい・・・・・
息苦しい・・・・・・・・・・
ちなみに「ゼェー、ゼェー」という呼吸ではなく、「ズゥェ~・・・、ズゥェ~・・・」というような、口にフィルターでもついてしまったかのような感じで、息を吸っても酸素が全然肺に入って行かないような感覚がありました。
ちなみにレース後半の気温は20度ほど。(後日調べ)
このところ、涼しい日が続いており、15度以上の気温で走ることに不慣れになっていたところに、急に上がった気温で体が戸惑っているようでした。
これは、今年の「長野マラソン」と、全く同じ状況で、暑さも息苦しさも、全てが嫌な記憶として脳裏にフラッシュバックしていきました。
苦しい・・・
ちなみに、
一度止まったことで、精神のタガが外れていまい、28km以降は、何度も何度も、歩いては走るを繰り返してしまいました。
更に30kmを過ぎると、この気温にやられた選手たちが大勢見受けられ、自分同様に歩いてしまっている人が何人も何人もいました。
更に行くと、歩道に倒れている人や、歩道の植え込みで嘔吐しそうになっている人を見かけるにつけ、
「ああ、今日はレースコンディションが良くないんだ」
「みんな撃沈してる、俺だけじゃない」
と、
言い訳ばかりが、脳内を駆け巡り、完全に負け犬思考に陥ってしまっていたのでした。
・・・・・・
こういう時の1kmは、本当に長く苦しいものになりました。
時折訪れる「給水ポイント」で、水を頭からかぶったり、脚にかけたりすることで、筋温が下がり、多少マシに走れるようになるものの、所詮水で冷やせる時間は、数分がいいところで、すぐに歩きが入ってしまいました。
・・・・・・・・・・
もう、何回歩いたことでしょう?
周りからは、
「無理しないで!」
との声が何度も上がりましたが、
逆にそれを反骨心に変えて、前に前に進んでいきました。
次々に浮かんでは消える、心の声、心の葛藤、そして悔しさ・・・
全てを「自己責任」と受け止め直しながら、残りの距離を「消化」していきました。
「消化」という表現は、あたかもプロ野球のペナントレースで、優勝が確定した後の残り試合を「消化試合」というように、私にとっての残された距離は、今日の自分自身の戦いが雌雄を決し「負け」として決まった後の、何の意味も持たない「ゴールまでのただの残り」という意味合いしか持たないように感じていました。
そんな思いの中、40km地点を通過し、残り僅か2km程となっても、脚には全く力が入らず、歩くことで一歩一歩と、その距離を淡々と「消化」していきました。
・・・・・・・
残りの距離を消化しながら、頭に浮かぶのは、
「スピード持久力を養う練習が全くなかった。」
と、いう事。
でも、
理由は明白でした。
そう、
「なかった」
というのは、誰かの意地悪で、「私だけなかった」わけではなく、「自らの意思で、やらなかった」だけのことなのです。
「やらなかった理由」は、たくさんありますが、「やらない選択」をしたのは「すべて自分」にありました。
つまり、
「原因も結果もすべて自分自身の中にある」
そういうことを、奥歯でかみしめながら、ゴールラインを通過していくのでした。
・・・・・・・・・・
ゴールライン通過後は、後ろを振り向きコースに一礼。
「今日もいい勉強をさせて頂きました」
そして、その後、
記録計測チップを回収する子供たち、飲み物を配ってくれる子供たち、記録証を発行してくれる子供たち、そのすべてに、「ありがとう」の声を添えました。
当然その言葉を添えることは、「当たり前」の事ですが、言葉に込めたその「意味」は前走とは明らかに違いました。
「みんなのおかげで、次のスタートラインに立つ決意が湧いたんだ・・・、ありがとう」
そう、
いつの日か、又・・・
「みんなのおかげで、心の底から楽しめたんだ・・・ありがとう」
そう言える日が来るために・・・
・・・・・・・・・・
2017年11月3日
Result
Adizero匠 REN お前も最後まで付き合ってくれて、ありがとう・・・
3時間半を超える内容で、今日、この日を終えました。
・・・・・・・・・・・
「おごれるものも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし・・・」
平家物語の有名すぎる一説ですが、
2015年春の長野マラソン
この日の自己ベストは、正に「春の夜の夢」でした。
それでも、
いい夢は、何度でも見たいのが人の世の常。
2018年4月
再び「春の夜の夢」が見れるかどうかは、自分自身にかかっています。
ちなみに、いい時があれば、悪い時もある。
正に「諸行無常」
ならば、
「だめだ、ダメだと腐らない」
そして、
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。
高橋尚子さんの座右の銘より引用させていただきました。
この冬
下に根を伸ばすかどうかは、全て自分自身にかかっています。
2018年に、物語は続きます・・・
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今日は、「文化の日」!
でもありますが、
「ぐんまマラソン」
でもあるんです。
今回は、「前篇」・「後編」に分けて、お送りしたいと思います。
ので、
本日は「前篇」
明日は、仕事がありますので、「後編」は、明後日の日曜に更新できればと思っています。
・・・と、いうことで、
最初の前篇にお付き合いいただければと思います。
・・・・・・・・・・・・・
11月3日(祝)
朝3時起床で身支度を整え、4時に自宅を出発。
高速を使って、一路群馬県前橋市に向かいました。
・・・・・
で、
指定された「ALSOK」の駐車場に着くと、
生真面目に「6時開門」をしっかり守って、「5時45分着」の私は、門前払いを食うのでした・・・w(←ふつうは、早めに開けるのに、ALSOKは、ガッツリ6時開門なので、早めに行くのはやめましょうw)
さて、
時間を待って車を停め、シャトルバスに乗って会場に着くと、
超快晴&超強風!
流石、「かかあ天下と空っ風」の群馬県ですね。
スタート前に紹介されたゲストランナーの「鏑木毅さん」も、「今日は風で荒れるレースになりますよ」と、言っていたくらいでした。
そんな、スタート直前。
鏑木さん以外のゲストランナーでありシドニー五輪銀メダリストの「リディア・シモンさん」やマラソンタレントの「加納由理さん」が、場を温めつつスタートの時を待ちました。
・・・・・・・
で・・・
スタート五秒前・・・
・・・・・
バン!
いよいよスタートです。
さて、この「ぐんまマラソン」。
スタートブロックの道路は道幅が狭く、非常に混雑していてペースは上げられませんでした。
ので、
このコースで、10秒~20秒も無駄にできない「ガチレース」をしたいという方は、最前列の「陸連登録者」で出場することをお勧めするくらいでした。
・・・・・
さて、
そんな訳で、スタート直後の1km通過タイムを時計で見ると、
「4分36秒!?」
・・・・おっそ
・・・・・・
でも、
序盤はゆっくり入るつもりでしたから、「これはいいウォーミングアップだった」と理解して、走り続けていくのでした。
・・・・・・
さて、
このコースは、あまりアップダウンの多くないコースです。
ので、
全体的にイーブンペースで行ければ上出来だと考えていました。
ので、
ようやく隊列がばらけた2km通過地点で、もう一度ラップタイムを見てみると、
「4分13秒!?」
おもわぬサブスリーペースに、「前回の大町で脚ができてきた」と思い、その後は時計を見ずに走って行くのでした。
・・・・・・・・・・・・
さて、
冒頭の通り、レース直後は風の強いコンディションとなりました。
それでも気温は朝はまだそれほど高くなく、さほど問題なく進んでいくことができました。
とにかくこのコースは比較的フラットなので、「リズム」が一番需要だと思い、とにかくピッチを大事に進んでいくのでした。
5km通過
でも、時計は見ません。
そもそも今日はタイムアタックではなく、「42.195kmをしっかり走り切ること」を目的にしていましたので、5km毎のラップすらも無視して進んでいきました。
「大丈夫!リズムはいい!」
そう信じて進んでいきました。
・・・・・
10kmラインを通過
流石にここで時計を見てみると、
「42分35秒」
これは「キロ4分15秒」の「ギリギリサブスリーペース」で10kmを通過。
したので、
「今日は3時間は切れないけど、前回の大町(3時間10分)よりは、早いタイムで行ける」ということを想定しつつ進んでいくのでした。
・・・・・・・
15km通過
18km通過・・・・・
19km通過・・・・
で、
まさかの尿意w
で、
トイレに駆け込み・・・
・・・( ´Д`)=3 フゥ
さあ、出すものも出したので、「トイレから出よう」と思ったら・・・
俺が出れない!ww
焦りすぎたのかロックがうまく開かずに、ちょっともたつきつつコースに復帰していくのでした。
・・・・・・
さて、
何とかトイレから脱出して、走り始めると・・・
脚が重い!
やはり、トイレとはいえ脚が止まったことで脚が休憩モードに入ってしまい、ペースを上げることを許さない状況になってしまいました。
ちなみに、
前回の「大町」でも、トイレ休憩が入りましたが、前回は「5km」の序盤だったので全く影響はありませんでしたが、今回は20km近いところでの休憩だったので、脚に大きな影響が出てしまったようでした。
それでも・・・
何とかリズムを立て直して走って行くと・・・、
21kmを通過し、21.0975kmの中間点を通過。
で、
時計を見てみると、
「1時間32分」
「よしっ! 予定通り!」
と、
結果と予想の一致を信じて進んでいくのでした・・・・
・・・・・・・・
さて、
本日の記事更新はここまでです。
中間点までは、ほぼ想定通りに進んできた「ぐんまマラソン」。
後半はどう進んでいくのでしょうか?
「後篇」へ続く・・・・・
明日は仕事に行けるのか・・・
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